ドレッサは、砥石の表面を整形及び目立てし、再生させるダイヤモンド工具の一種です。
ジコーでは現在、角錐ドレッサ、円錐ドレッサ、単石ドレッサを製造しています。ジコー製のドレッサは、天然ダイヤモンドだけを使用し、八面体と十二面体の中でも純度の良い、高品質の原石を、人がひとつずつ、選り分けて製造しています。だからこそ、永年に亘り安心してご使用頂いており、その実績を誇りに今日も製造を続けております。
天然ダイヤモンドには耐磨耗方向(磨耗に強い方向性)があります。ジコーではその方向をキチンと見極め、製品に作り込んでいくのが何より重要であると考えております。八面体ダイヤモンドは「面」に、十二面体ダイヤモンドは「稜」に耐磨耗性があります。お客様のご要望に応じてその部位が分かりやすい様にマーカーをつける等で明確化し、ご使用頂いております。
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材質・径はご要望次第
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ダイヤモンドを一個ずつ選別
シャンク(軸)の材質は主に、SUS304、SUS420(焼入鋼)SK材等の取り扱いがございます。シャンク径はφ3からφ12(公差±0.1mm)までございますが、ご要望に応じます。
定番として
20〜30ヶ石(約0.04〜0.03ct)
40〜60ヶ石(約0.02〜0.01ct)
80〜100ヶ石(約0.013〜0.011ct)
等がございますが、ご要望に応じます
第1製造部 CGグループ 宮脇 梓
ドレッサの研磨作業を担当しています。特にチップの欠け、芯ブレに気を付けています。美しい製品がお客様に届くよう願いつつ作業をしています。